教育勅語
「教育勅語には『親を大切にしましょう』『兄弟は仲良く』『友を信じる』…という徳目がある。教育勅語を否定するということはこれらも否定するということか」
現代においてこんな戯言を本気で言ってる日本人がいることに愕然とする。いったいどんだけ周回遅れなんだ。無知は罪としか言いようがない。
「親孝行」「兄弟愛」「信頼」…こんなもん、別に教育勅語なんか無くても普遍的な道徳として存在するだろうが。
ずらずら並んでる教育勅語の「徳目」の主眼は「ひとたび国家が危機に陥れば国のために命を捧げろ」ということで、その前段に並び立てられている「親孝行」だの「兄弟仲良く」なんてものは最後の「命を捧げろ」を正当化するためのオブラートでしかない、なんてことはもうはるか昔に結論付けられたことじゃないか。
そんなことも忘れてしまったのか。
思い出せ。
知らないなら学べ。