読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

絶望のススメ

スピリッツ

「今日はずっと弾きまくってた」

「いいイメージができた」

何を言おうが自由だし、どう思い込もうが勝手だよ。

仲間内でライブやって「よかったよー」ってお互いに言い合って、鵜呑みにできるならそれが幸せなのかもね。

 

でもさ、そんなキミは仲間内から外に出たら一瞬で叩きのめされるよ。

 

自分の演奏録音して、ひとりでゆっくり聴いてごらん。

それがどんなに酷いものか。

自分の「イメージ」なんてしょせんは勝手な思い込みなんだってこと。

 

ライブなんてその場限り。風みたいなもんだ。

吹き去ってしまったらハイそれまで。

その風に勝手な妄想を擦りこむことなんて簡単だよ。

テキトーなこと言っても証拠残ってないんだから。

 

でもそこでちゃんと「証拠」を残す。

自分のやったことを振り返る。

真剣に向かい合って、そして絶望する。

次はもうちょっとこうやろう、と考える。

その通りやってみたつもりでも、聞き返すとやっぱり酷い。

また絶望する。

その繰り返しなんだよ。

その絶望をどれだけ経験しているか、なんだよ。

できないことに挑戦して、できたと思って、でもやっぱりできてなくて、また挑戦する。

絶望から立ち上がった時に初めて「光の種」ができる。

絶望した数だけ種ができる。

光って見える人は種をたくさん持ってて、それを育てた人。

「天才」なんてこの世に存在しない。

「凄い」と言われる人は生半可なく努力してる。

絶望もたくさんしてる。

 

居心地のいい仲間内に浸って、絶望から逃げまわってる人は光ることはない。

決して。